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07/06(日)|7/5 第7日目終了 bye-bye USA
北京五輪米国競泳代表選考会diary705

【北京五輪米国水泳(競泳)代表選考会】(2008/6/29~7/6・ネブラスカ州オマハ)│概要情報一覧│観戦記・灼熱プールサイド2008│結果・第1日目(6/29)第2日目(6/30)第3日目(7/1)第4日目(7/2)第5日目(7/3)第6日目(7/4)第7日目(7/5)第8日目(7/6)


星条旗

第7日目が終了しました。

印象に残ったのは「世代交代」でした。
男子50m自由形で4度目の五輪出場に挑戦したホール選手が4位に終わりました。
32才のレザク選手も5位に終わりました。長く米国の男子短距離自由形を支えてきた二人が破れ、22才のウェブゲール選手、23才のワイルドマン選手が代表入りです。
こうやって時代は変わっていくもの、だとは分かっていますが何か一抹の寂しさを感じます。とともに、準決勝でアメリカ新を樹立したジョーンズ選手が敗れたようにこの種目は安定して勝ち続けることが難しい種目でもあります。”王者・アメリカ”として、君臨するためには一度・二度勝つだけでなく安定して勝てる選手の出現が待たれます。代表入りした二人がその責務を負えるか?
彼らのこれからに注目です。


【決勝:女子200m背泳ぎ】
躍進を続けるこの種目で、世界記録が”生まれてしまいました”強豪ホルザー選手が2:06.09。(これまでの記録はコベントリー選手の2:06.39)
予想通り100mまで世界記録を上回るペースでひっぱるマクガバリー選手を150mでホルザー選手が逆転。
非常にうまいレース展開でそのままゴール。二位には後半の強さが目立ったビーゼル選手(15才!)が2:06.92で入る。
この二人を今年の世界ランキングに入れると四人が6秒台となる。驚異的な伸び。

【決勝:男子100mバタフライ】
二強対決はフェルプス選手の勝利。前半クロッカー選手が先行するも、自己ベストより0.5近く遅い。こうあっては後半強いフェルプス選手には勝てない。
ターン後のドルフィンキックで0.5差を一気に逆転されそのままフェルプス選手が50.89の好タイムで勝利。クロッカー選手は51秒台を突破できず51.62で二位。

【決勝:女子800m自由形】
大方の予想通りこちらも二強対決。400mまでホフ選手とジグラー選手が並泳。400mで前に出たホフ選手がジワジワリードを広げ、五秒近くの差を付けそのまま勝利。
ホフ選手8:20.81。二位ジグラー選手8:25.38。三位以降は三〇秒以上かかった。

【準決勝:女子800m自由形】
予選から数えると、3レース連続のアメリカ新更新となる。
準決勝1レース目ハーディー選手が24.48を記録すると、2組目トーレス選手が24.38まで記録を上げる。
決勝は誰が何秒で泳ぐのか...こういう状態の時にはえてして、決勝で記録が落ちてしまったりすることがあるが...そんなことがないように。



さて、これで私の観戦は終了。
正直言って「これほど凄い大会だとは思いませんでした。」
五輪も観戦したし、世界選手権も観戦しました。しかし、これほど観客が熱狂する大会を見たことはありません。
オープニングでMCに「メイク・ノイズ!!」とあおられ、会場が一体とかする瞬間。私は毎日鳥肌が立ちました。
こんな経験はいままでありません。

まさに「最強の地の咆哮」を聞いた思いです。

そして、選手達の活躍も素晴らしかった。
レーザーレーサーの影響もあったでしょうが、それでも素晴らしい記録がいくつも生まれました。
これから本番の北京五輪で、一体どうなるのか?楽しみです。
一部には欧州勢や豪州勢に圧され気味というイメージがあった米国ですが、この選考会でそのイメージを完全に払拭したと思います。
ここにあるのは間違いなく「強いアメリカ」です。
さて、私はこれから今日まで見た競技を中心に米国選考会のレポートおまとめようと思います。
その記事はスイミングライフ誌に掲載されます。
「最強の地の咆哮」を伝えられるよう、ベストを尽くしたいと思います。

さて、これから帰国の準備に入ります。寂しいけど仕方ない。夢の国から現実の国へ帰らなければなりません。
それでは。
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07/06(日)|準決勝:女子50m自由形
アメリカ新の競演となった。1組目でハーディー選手が のアメリカ新で泳げば
2組目、トーレス選手が で再びアメリカ新。決勝、(予選でもアメリカ新が出ているので)四度目のアメリカ新が生まれるか?
 1 5 TORRES Dara 1967 CSSCFG 24.38 アメリカ新
 2 4 HARDY Jessica 1987 TROJCA 24.48
 3 3 JOYCE Kara Lynn 1985 ABSCGA  24.70
 4 4 JACKSON Lara 1986 FORDAZ 24.94
 5 5 NYMEYER Lacey 1985 FORDAZ 25.06
 6 6 BISHOP Brooke 1986 PASAPC 25.13
 7 3 DENBY Kara 1986 AUSE 25.15
 8 6 MAGNUSON Christine 1985 UTSE 25.37
 9 7 KENNEDY Madison 1987 CALPC 25.39
 10 2 KING Michele 1988 UTSE 25.43
 11 7 SMITH Sara 1987 UN01VA 25.44
 12 1 SILVER Emily 1985 CALPC 25.47
 13 8 NAPIER Stephanie 1988 BAYSE 25.52
 14 1 MAY Anne Marie 1987 UCSBCA 25.54
 15 2 BOTEK AnneMarie 25.56
 16 8 ANDREW Caitlin 1986 SDAAZ 25.57

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07/06(日)|決勝:男子50m自由形
抜群のスタートでリードしたウェバーゲール選手が21.47のアメリカ新で優勝。2位にはワイルドマン選手。4度目の五輪出場を目指したホール選手は4位に終わる。
しかし、米国でのこの種目の人気には驚く。総立。
 1 WEBERGALE Garrett TXLAST 21.47 アメリカ新
 2 WILDMANTOBRINER Ben STANPC 21.65
 3 JONES Cullen MACNC 21.81
 4 HALL Gary UN02FG 21.91
 5 LEZAK Jason ROSECA 21.98
 6 ADRIAN Nathan UN01PN 22.07
 7 BRUNELLI Nick SDAAZ 22.13
 7 LUNDQUIST Bryan RAYSGA 22.13

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07/06(日)|決勝:女子800m自由形
400mまでホフ選手とジグラー選手が並泳。400mでホフ選手がじりじり引き離しにかかり
そのまま、ホフ選手が優勝。2位には大方の予想通りジグラー選手が入った。
 1 HOFF Katie NBACMD 8:20.81
 2 ZIEGLER Kate FISHPV 8:25.38
 3 SUTTON Chloe MVNCA 8:31.2
 4 CARROLL Katie CWMI 8:31.47
 5 BURCKLE Caroline LAKKY 8:32.26
 6 DITTO Kelsey ABSCGA 8:39.35
 7 GUENTHNER Laurabeth GSCFL 8:41.25
 8 GINGRICH Leah WSYMA 8:42.10

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07/06(日)|決勝:男子100mバタフライ
素晴らしいスタートでクロッカー選手が先行するが、ターン後のドルフィンでフェルプス選手が抜くとそのままフェルプス選手が50秒台で勝利。2位にはクロッカー選手。ストーバル選手が3位。ほぼ下馬評通りのレース展開。
 1 PHELPS Michael CWMI  50.89
 2 CROCKER Ian TXLAST 51.62
 3 STOVALL Gil ABSCGA 52.08
 4 MCGILL Tyler AUSE  52.31
 5 BRADY Chris UMMI  52.66
 6 BOLLIER Bobby KCBMV  52.69
 7 VERHOEF Peter ABSCGA 52.72
 8 TARWATER Davis CWMI  52.83

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07/06(日)|決勝:女子200m背泳ぎ
1レース目から強烈です。
予想通り100mまで世界記録を上回るペースでひっぱるマクガバリー選手を150mでホルザー選手が逆転。
うまいレース展開でそのままゴール。しかし、2:07.69でオリンピックいけないなんてかわいそう。

 1 HOELZER Margaret KINGPN  2:06.09 世界新
 2 BEISEL Elizabeth ABFNE 2:06.92
 3 MCGREGORY Hayley TXLAST 0.61 (1) 29.54 (1) 1:01.62 (2) 1:34.78 2:07.69
 4 DESCENZA Mary ABSCGA 0.72 (8) 32.52 (8) 1:05.45 (7) 1:38.43 2:10.00
 5 HEISS Kristen AGSGU 2:10.18
 6 RIEFENSTAHL Katie GAACMA 0.71 (5) 31.00 (5) 1:03.81 (4) 1:37.06 2:10.26
 7 CRIPPEN Teresa GAACMA 0.74 (4) 30.89 (4) 1:03.60 (5) 1:37.51 2:12.16
 8 SCROGGY Morgan THSCOR 0.94 (6) 31.52 (6) 1:04.81 (8) 1:38.65 2:12.89

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07/06(日)|さて、観戦最終日。開始1時間前

大会7日目。
私が観戦できる最終日。(明日の朝はや~く帰国の途につきます)
昼食は念願のオマハビーフをいただきました。
これは旨かった!ボリューム有りすぎ!
この度のピカイチでした。

絶品、オマハビーフ

お土産も買ったし、(でも、会社の皆さんのが無い....だって食べ物が皆無なんですもん。シカゴ空港で買いますので許して)

最後の観戦を楽しみますか!

さて、今日のポイントです。
いきなり日本人注目の【決勝:女子200m背泳ぎ】から始まります。
前半ぶっ飛ばす、マクレゴリー選手を、15才ビーゼル選手と実力者ホルザー選手がどの時点で捕らえるのか?
そして何名7秒台で泳ぐのか注目です。
ちなみに中村礼子選手の日本記録は2:08.34

【決勝:男子100mバタフライ】
2強対決に注目が集まるこの種目。順当に2強、フェルプス選手とクロッカー選手で決着が付くのか?あるいは200mバタフライで代表入りしたストーバル選手当たりが割ってはいるのか?
51秒台のレースであればその可能性大。フェルプス選手はラストレースを有終の美で終えるか?この種目にかけるクロッカー選手の心意気は如何に?
盛り上がること必至です。

【決勝:女子800m自由形】
ジグラーVSホフ対決。ジグラー選手のベストは8:18.52、ホフ選手のベストは8:19.70。

【決勝:男子50m自由形】
ここにきて突然注目が集まっている男子短距離自由形。予選でジョーンズ選手が21.59の米国新。ワイルドマン選手が準決勝で21.65。ホール選手、レザク選手、100m勝者のウェーバーゲール選手など個性的な面々がそろいました。記録は?順位は?非常に興味深いレースになりそうです。

【準決勝:女子50m自由形】
本日、一つだけの準決勝。予選で24.50のアメリカ新を樹立したジャクソン選手、24.56のベストを持つトーレス選手、100m平泳ぎ・100m自由形で代表入りが内定しているハーディー選手がどのようなレースを見せるのか...個人的にはトーレス選手がガ~ンと行って欲しいな。


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07/06(日)|予選:女子50m自由形
1 JACKSON Lara 1986 FORDAZ 24.50 アメリカ新
2  HARDY Jessica 1987 TROJCA 24.63
3 TORRES Dara 1967 24.72
4 NYMEYER Lacey 1985 FORDAZ 25.01
5 JOYCE Kara Lynn ABSCGA 25.04
6 DENBY Kara AUSE 25.31
7 BISHOP Brooke PASAPC 25.40
8 MAGNUSON Christine UTSE 25.41
9 KING Michele UTSE 25.44
10 BOTEK AnneMarie ABSCGA 25.46
11 SMITH Sara UN01VA 25.49
12 MAY Anne Marie UCSBCA 25.52
12 KENNEDY Madison CALPC 25.52
14 SILVER Emily CALPC 25.57
15 ANDREW Caitlin SDAAZ 25.61
16 NAPIER Stephanie BAYSE 25.62
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07/05(土)|動画集

●7/3 第5日目 (昨日)午後競技オープニング


盛り上がりまくる、オープニングです。

●男子200m平泳ぎ表彰式

表彰式の様子です。
流石、エンターテイメントの国。華やかです。


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07/05(土)|7/4 第6日目 終了
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【北京五輪米国水泳(競泳)代表選考会】(2008/6/29~7/6・ネブラスカ州オマハ)│概要情報一覧│観戦記・灼熱プールサイド2008│結果・第1日目(6/29)第2日目(6/30)第3日目(7/1)第4日目(7/2)第5日目(7/3)第6日目(7/4)第7日目(7/5)第8日目(7/6)


7/4、独立記念日のこの日。今までとは違う雰囲気の中、競技が行われた。
まず、座席にはUSAカラーのTシャツが掛けられ、皆それを着て応援する。
MCはいつも以上に熱く盛り上げる。国旗の旗が打ち振られる。
ウェーブは何周も何周も続く。
国民の一体感がここに表現されている。
そして、ブルースプリングスティーンの「ボーン・イン・ザ・USA」が流れる。

一番印象に残ったのは、女子100m自由形。
41才(しつこいけど)のトーレス選手がコグリン選手を抑えて優勝。今日の前半を見ても50m自由形での勝利も固そう。
ともかく、大きく力強い泳ぎは年を感じさせない。この決勝では後半も落ちず素晴らしいレースだった。
2位に入ったコグリン選手は、後半詰め切れなかった。五輪で豪州勢やヨーロッパ勢と戦うには後半の伸びをどうにかする必要があるだろう。
ともかく、印象に残ったレースだった。

「お疲れさん」賞を上げたいのがロクテ選手。
男子200m背泳ぎでピアソル選手と世界記録レベルのレース(ピアソル選手は1:54.32の世界タイ記録)、その後女子200m背泳ぎを挟んで男子200m個人メドレーに出場。
そちらでも、先ほどのレースの疲れを見せることなく優勝は世界記録を更新したフェルプス選手にゆずったものの1:55.22の好タイムで2位。ほんとにタフです。

日本人として気になるのが準決勝:女子200m背泳ぎ。
15才の勢いのある泳ぎでエリザベス選手が2:07.78。ちょっとピッチが上がりすぎるきらいがあるが、この勢いは武器になる。
2位通過は前半世界記録ペースではいるマクガイバー選手2:08.28。3位通過は渋く強いホルザー選手。ストロークが大きく余裕があるように見える。
決勝ではこの3強がどう絡むか...面白い!記録も上がりそうな予感。

準決勝:男子50m自由形はワイルドマン選手が21.65で一位通過、2位通過は予選でアメリカ新を出したジョーンズ選手。100m自由形を制したWEBERGALE選手が3位通過、注目のホール選手が4位通過。5位までが21秒台。ホール選手ちょっとピンチか?決勝のレースで「一発屋」の面目躍如か?

決勝:女子200m平泳ぎでは、前評判がたかったソニ選手が2:22.60の好タイムで優勝。終始リードを保つ快勝。ただし、ラスト25mばたついており北京五輪のメダル争いではそこらへんの処理の仕方が課題になるだろう。2位にはベテラン・ベアード選手。

今日ラストのレースが準決勝:男子100mバタフライ
1組目で泳いだフェルプス選手が51.10で1位通過、2組目で泳いだクロッカー選手が51.52。
この2強が完璧に頭一つ抜けている。
予選の時には一杯一杯か?と思ったけど、そんなことはなくてまだまだ...のようだ。決勝の激突が楽しみ。
3位のストーバル選手が51.86の好タイム。