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月刊スイミングライフ 灼熱プールサイド2016:日本選手権兼リオ五輪代表選考会】では、2016年日本水泳選手権兼リオ五輪代表選手選考会(2016/4/4〜10・東京辰巳国際水泳場|公式HP特集)) の観戦記を掲載いたします。
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04/12(月)|灼熱プールサイド:日本選手権2010 始まりの季節


第86回度日本水泳選手権・ジャパンスイム2010がいよいよ4/13から東京辰巳国際水泳場で行われる。
今大会の大きなテーマは「変化」であろう。

■【変化1】高速水着の禁止
昨年まで猛威をふるった高速水着が禁止される。
先に行われた豪州選手権やイギリス選手権などの結果によるとこの規制の影響が顕著に表れている。
例えば、男子100m自由形では、今季47秒台で泳いだ選手はいない。(2009年世界ランキングでは14名が48秒台を突破)
男子100m平泳ぎでも2009年世界ランキングでは20名が1分を切ったが、今期は誰もいない。

通説によると、高速水着はパワーのある選手に有利に働くと言われている。
日本選手はパワーよりテクニックにより好成績を出してきた。
記録の低迷が予想される中、どこまでその落ち込みを押さえることでその通説を証明することが出来るか。

■【変化2】準決勝・決勝制の導入
2010~2012年の日本水泳選手権では準決勝・決勝制が導入される。
五輪代表選考を兼ねた日本水泳選手権では、導入されてきたがそれ以外の国内大会では初めての試みとなる。
これは、同じフォーマットで行われるロンドン五輪に向け、経験数を増やすことを目的としている。
そして、準決勝・決勝制導入に伴い、昨年4日間で実施した大会が6日間となる。
レース数が増え、試合期間が延びることでより”タフ”な大会となった。

■真価
これまでの競泳の歴史は「記録向上の歴史」だ。
絶えず記録は更新されてきた。しかし、今年は違う。間違えなく記録向上にブレーキがかかる。
高速水着の禁止、タフな大会日程にどれだけ「攻める」事が出来るか、各選手・コーチの真価が試される。

今年の日本選手権は試金石だ。
競泳は記録が伸びているときは楽しいスポーツだ。しかし、逆は辛い。
高速水着を着ることで急激に伸びた記録が、それの禁止によって記録が低迷したときコーチ達はどう対処するのか。
選手達に何を教えるのか?打開策をどう示すのか?コーチの智慧が問われる。
選手達は記録が低迷したとき、心を折ることなく苦しい練習に耐えることが出来るか?
なんのために競泳をしているのか?アイデンティティーは何か?選手達にはポリシーが問われる。
大げさに言えば、日本の競泳のあり方が問われる。

日本選手のテクニックは世界のトップクラスにあると言われている。
性格的に(海外選手に比べ)ムラがない。練習にまじめに向き合う。
それらを考え合わせると、私は強烈(良い意味での)インパクトを世界に与えることが可能だと思っている。
さあ、向かい風の中「攻めまくって」欲しい。

選手の顔ぶれから今大会の見所を考えると大きく3点あると思う。
復帰組と若手組、そしてローマ世界選手権代表デビュー組だ。

復帰組は北京五輪以降、初の大きな大会出場となる北島康介選手。
五輪後、練習ベースを米国に移した成果が問われる。
報道によると、高地トレーニングもこなし順調な調整ぶりとのこと。
日本選手権6年ぶりとなる萩原智子選手にも注目が集まる。
昨年の国体から復帰。女子50m自由形で見事優勝を飾るとこの2月に行われた日本短水路選手権でも女子50m自由形で日本人トップの4位。女子100m自由形では上田春佳選手に続き日本人2位となる6位。存在感を示した。
国際大会代表入りを目指しどんな泳ぎをするのか注目される。
そして、アテネ五輪を最後に一線を退いていた稲田法子選手がエントリー。

若手組では
日本短水路選手権女子200m背泳ぎで衝撃的な優勝を果たした神村万里恵選手、男子200mバタフライで虎視眈々と代表入りを目指す高校2年生小堀勇気選手、そして中学3年で迎えた日本短水路選手権で男子400m個人メドレーで2位に入った萩野公介選手(現在高校1年)がどこまで佐野秀匡選手、高桑健選手といったトップ選手を脅かすことができるか注目。

ローマ世界選手権代表デビュー組は
高速水着の勢いに乗り、代表入りを果たした選手が多い。
女子背泳ぎの酒井志穂選手はローマ世界選手権女子100m背泳ぎ4位の実績をひっさげて登場。
男子個人メドレーの堀畑裕也選手。これらの選手達が世界選手権代表の看板を掲げどんな泳ぎを見せるか注目。

■始まりの季節
日本では4月は始まりの季節だ。
今大会は様々な変化があり、競泳は新たな時代に入ろうとしている。

選手生命は伸び、充実しているベテラン達がいる。
楽しみな若手もいる。

しかし、取り巻く環境はよりタフになっている。

世界選手権金メダリストでさえ、スポンサー探しに苦労する時代だ。
今大会は様々な意味での生き残りのための戦いになる。
ロンドン五輪に向け、振り落とされるベテランが出てくるだろう。
若手の中にはこのタフさに耐えられない選手が出てくるだろう。

始まりの季節にしては、あまりに過酷な大会が始まろうとしている。



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コメント
この記事へのコメント
日本選手権での準決勝導入
2003年の日本選手権でも準決勝は導入されていました。
五輪選考会以外の日本選手権で準決勝が導入されたのは今回が初めてではないと思います。
2010/05/29(土) 20:59:11 | URL | 素人観戦者 #-[ 編集]
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2010/04/12(月) 07:21:40 | 競泳・水泳最新情報 SWIMMING VIEW
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